大会案内
ご挨拶
日本人間性心理学会第45回大会は、2026年9月4日(金)~6日(日)の3日間、福岡大学(福岡県福岡市)にて開催されることになりました。
本学会は心理学に限らず、様々な学問領域の人たちがそれぞれの研究方法やアプローチで交流しあってきた伝統があります。多様性という言葉がまだ使われていなかった時代においてもオリジナルな活動をしてきた人たちに支えられてきました。45回大会の準備委員会企画では、既存の枠にとらわれない面白い活動をしている人たちにご登壇いただいて、刺激を受けたいと思っております。
今回は大会の「テーマ」を掲げていません。大会の準備にあたって議論をしていくなかで、準備委員が好き勝手に過激にいろいろと話して、アイディアを出すことの面白さを再認識しました。私たちそれぞれが緩くつながったり、部分的に重なったりすることを重視していくと、共通項としてのテーマを掲げることはむしろその面白さとずれるかもしれないと感じました。個々の参加者が自分自身にとっての大会テーマのようなものを生み出していただき、それが今後の人間性心理学の楽しさや夢や希望につながることを期待しております。
第45回大会準備委員長
田村 隆一
大会日程(予定)
大会プログラム
ワークショップ
(タイトルおよび内容は変更となる可能性があります。この他にも依頼予定です。)
準備委員会企画
準備委員会企画 1 シンポジウム
『多声が響くつながりの場をつくる−実践の「かけら」から人間性心理学を考える−』
当学会には、既存のセラピーや実践の枠に当てはまらない、一風変わった面白い活動をしている人たちが数多くいます。これらの活動を簡単に紹介し、会場のオーディエンスとの対話形式のシンポジウムを行います。モザイク画が1つ1つのかけらを寄せ集めて作品になるように、独創的な実践の「かけら」を集めて人間性心理学の今を俯瞰したい。それが、今後の展開の大きなエネルギーになると考えています。
準備委員会企画 2 公開講演
David Murphy「This learning that we call therapy(私たちがセラピーと呼ぶこの学び)」
David Murphy氏はイギリスのノッティンガム大学の教員でPerson-Centered Therapy (PCT) のセラピストです。3回目の来日となる今回、当学会に招聘いたしました。イギリスの医療現場でPCTの実践が衰退しつつある中で、彼はPCTを、医療パラダイムとは異なる、人生における成長パラダイムによる教育的な実践であるとする見方を提案しています。これからのPCT(PCA)を私たちがどのように捉え、実践していくか、一緒に考えていきたいと思います。
受賞記念講演
準備中
発表
- 口頭発表(30分、60分、90分)
- ポスター発表
自主シンポジウム
準備中
大会会場
福岡大学 A棟
大会準備委員会
準備中。